投稿日時 2017-11-25 00:07:51 投稿者 裏山吹 このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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書庫の隅で小さくなっていたのは、薄汚れたローブを着た子どもだった。 もしそこに誰かが潜んでいたなら、自分がどれだけ迷惑を被ったか、怒って悪態をついて、当たり散らしてやろうと思った。 けれど。 震える唇と、おびえたような瞳を見てしまったら、そんな気は失せた。 まずは手を差し伸べてみよう。 怒るのも事情を聴くのも、それからで遅くはないはずだ。 『魔導図書館の細胞はゆゆしげに踊る』挿絵用画像。 コヤマケイスケ氏(https://www.pixiv.net/member.php?id=84317)からのいただきものです。 「小説家になろう」に投稿している自作の挿絵用。 小説→http://ncode.syosetu.com/n3412eg/ |
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